高齢者家事代行における注意点②
お疲れ様です。
今日は昨日の続き、「高齢者家事代行における注意点②」
です。
実は昨日中途半端なところで終わってしまいました。
もう少し書き進めばよかったと思っています。
因みに昨日のおさらいをすると
「高齢者家事代行における注意点①
①料金体系など
🔶アシストにおける「高齢者割引」の適用は65歳以上
🔶各種割引は併用できません
🔶「シニアサポート長時間」は月間50時間以上の場合に適用
②問い合わせ関係
🔶問い合わせは親族や知人さんからくることが多い
🔶高齢者ご本人が了解していない場合がある
でしたね。
続きと言う事で書きますと、
🔶高齢者ご本人と必ず会う。最低限電話で話をする。
昨日書いた通り「実はご本人が乗り気でない、もしくは家事代行サービスに入ってほしくない」と言う事が直前に発覚する事を防ぐためです。
ただ、こちらから切り出さなくても先方から「スタッフさんと事前にお会いしたい」と言ってくるケースがほとんどなので、(趣旨はやや違うのですが)いずれにせよ必ず会っておきましょう。
ご希望は「担当するスタッフさんに会いたい」なのでその手配をするわけですがどうしても日程が合わない場合でも最低、お客様には会っておかなければなりません。
なお、スタッフ選定が決まる前段階で打ち合わせを希望される場合もあります。
これはご本人というより、お子様などが望まれますね。
🔶明瞭な声でゆっくりと話す。
やはり耳の遠い方が多いのでこれは必須です。
聞こえない人は本当に聞こえないので「こんな大声で怒鳴るように話していいのか」と戸惑う事もなくはありませんが、そういう事が必要なケースもあります。
あと、聞こえているのだけれど、話の内容を理解するまでに若い人よりも時間がかかる、と言う事もあります。
🔶話は最後までちゃんと聞いてあげる
ま、言ってしまえば身もふたもないのですがお話が長い傾向にあります。
長い人は我々の想像の10倍長いです。
それに加え、同じことを繰り返す傾向にあります。
でも、きちんと聞いてあげましょう。
一般的に打ち合わせというと大体30分から40分で終わることが多いのですが、平気で1時間や1時間半とかかかる事もあります。
あとの予定が詰まる・・・と言う事にならない様に、あとの予定は入れておかない方が無難です。
テクニックとして「実はこの後予定が入っていまして」と言って無難に切り抜ける方法が無いわけではないですが。
まあ、あまりにも長いときは同席の息子さんとかが気にしてけん制してくれたりします。
🔶共感できる話題があれば話すとよい
ちょっとと分かりづらいでしょうが、私の場合は丁度両親と同年代の人が多かったです。
なのでそれこそ戦争体験とか「実は私の父も」とか話したり、お子さんに対しては「実は私の父は95歳で、母は89歳で亡くなり、最近まで自ら介護をしていたんですよ」などと話すと共感してもらえます。
もっとも、話がさらに長くなることは言うまでもありませんが、その後の家事代行サービスが円滑に進むのなら良しとしましょう。
今日はこんなところですね。
あすは、実際の家事代行の現場における注意点を書こうと思います。
またここでお会いしましょう。
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