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ハウスクリーニング

家事代行サービスに必要な資格・許認可・登録のお話

お疲れ様です。

今日は自宅のエアコン修理に業者が来る予定です
訪問時間が9時から18時の間と言われて・・・・
それでは予定がたたないので、もう少し詳しい時間を知りたいと話したところ、12時前後に来る予定です

さて

今日は「家事代行サービスに必要な資格・許認可・登録のお話」です
まずいきなりですが「家事代行サービス開業にあたっては、資格などは必要ありません」

ついでに言いますと、大雑把に言うと特に必要なモノまありません。
なので、元手などが無い主婦さんでも始めやすい業態なんですね。
ただ、あれば有利な資格や、行う業務によっては必要な届出と言うものはあります。

説明していきます

🔶届出関係
①お客様宅でベビーシッターを行う場合
正式には
「認可外の居宅訪問型保育事業」
という事になります。早い話が「ベビーシッター」です

以前は必要なかったのですが、何年か前から自治体への届け出が必要となりました
アシストは勿論届出をしています。

②ペットのお世話をするとき
結構あるケースですね。
ペットケージを掃除するくらいなら不要ですが、犬の散歩・厳密には餌やりなどをするときは、
第一種動物取扱業を営む者として、事業所・業種ごとに都道府県知事または政令指定都市の長の登録をしなければなりません。
まあ、家事代行の場合はお世話するまでは殆どないのですがたまにあることはあります。

古物商許可申請
これをとっている家事代行業者は意外とあります。
知り合いの社長さんの家事代行会社もとってました。
具体的には不用品の回収を行う時に必要になります。
届出先は事業所所在地の都道府県警察になります。

🔶資格関係
①料理を行う場合
調理師免許や管理栄養士、衛生管理者などは不要です。
ただ、お問い合わせで「栄養士さんはいますか?」と聞かれることはたまにあります。
なので、栄養士資格はあったに越したことは無いともいえます。

これも、保育士と同じ理由で(保育園には管理栄養士などの在籍が必要)採用したスタッフが「たまたま」栄養士なり管理栄養士を持っていた、という偶然にかけるしかない現状です。

ただ、料理をスタッフの自宅で作りお客様の家の持って行く、もしくは弁当として販売する(アシストでは行っていません)ケースでは飲食店営業許可証と食品衛生責任者の設置が必要となるはずです(これが「弁当販売」になるかは解釈によるかと思います。)

②お客様宅でベビーシッターを行う場合
「届出」のところで書けばよかったのですが、分けました。
資格の話になりますと、保育士資格は不要です。

もっとも、あればそれに越したことは無い、とも言えます。
ところが、「保育士」は保育園の保育士不足から争奪戦が激しく、なかなか家事代行業者では確保できないのが実情です。

採用したスタッフが「たまたま」保育士資格や幼稚園教諭免許を持っている、と言う可能性はありますが事実上、難しいですね。

③掃除・片付け系の資格
有名な、と言いますか人気の資格として「整理収納アドバイザー」があります。
「ハウスキーピング協会」が認定するものですね。ユーキャンなどでも取得できます。
菱川さんも何級か忘れましたがとってますし、スタッフさんでも何人かとっています。

他には「ハウスクリーニングアドバイザー」や「クリーニングインストラクター」、「家事代行アドバイザー」「家政士」などがありますが、「整理収納アドバイザー」ほどは名前が通っていないと思います。

③家事代行サービス認証制度
下記の「全国家事代行サービス協会」が主幹となり、経済産業省の下で調査研究を経て「日本規格協会」と共に行う「第3者認証サービス」です。
ベアーズさんやダスキンさんなど10社が認証を受けています。

アシストは…と言いますと認証を受けていません。
東京の業者に有利なのと、認証時及び維持に必要な費用が莫大だからです。
費用対効果の点でまだ見合わせています。「全国家事代行サービス協会」の理事の会社さんでも認証を受けていないところが2社あるくらいです。

🔶所属団体
アシストも所属している「全国家事代行サービス協会」と「日本家事代行協会」があります。
権威性・・・と言う意味ではどうなんでしょう?「全国家事代行サービス協会」については「手前味噌」になってしまいますので。

🔶その他
国家戦略特区制度を活用した「家事支援外国人受入事業」
前も少し書きましたので詳しい説明は省きますが、現在の日本において外国人家政婦を使用するためには①「特区」として認められた自治体において②「申請・許諾」を受けた事業者のみが展開できます。「家事代行サービス認証制度」よりもはるかに莫大な資金が必要になるので、超大手しか展開していないのが現状です。

さて
今日はこんなところで。

またここでお会いしましょう。

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