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畳のカビ防止対策について

畳もしっかりカビ防止をしてあげましょう!

 

 

昨今の日本においては、食事はダイニングテーブル、食事が終わって寛ぐ時はソファ、就寝の際はベッドという洋式生活をされている方々が多くなり、洋室のフローリングやカーペットタイプのお部屋がメインで、和室である畳のお部屋は一部屋もない、というご家庭も増えてきているそうです。
でも、やはり日本人。田舎に帰って、畳の上で寝転がりながらテレビを見たり、昼寝をすると、い草の香りや肌ざわりに癒やされ、なんだか落ち着くな、と思われる方は多いのではないでしょうか。

実は、畳は、日本古来から使われてきただけあり、い草の香りによる癒やし効果だけではなく、防音や、断熱、防湿という素晴らしい効果も持ちあわせていると言われているそうです。

そんな素晴らしい畳ですが、きちんとお手入れをしないと、カビが生えてしまうということをご存知でしたでしょうか?

最近は、気密性の高い住宅も増えてきておりますので、畳のカビ対策について、お伝えさせていただきます。

 

まず、ひとつめとしましては、畳の掃除の際、水拭きは絶対にしないようにしてください。

なぜかと申しますと、畳は、水分を吸収するため、水拭きをすることにより、カビが繁殖・増殖する快適な湿度となってしまいます。

畳のカビ対策のおススメ掃除手順としましては、水分を絞った茶殻を畳に巻き、その茶殻を集めるように掃くと、お茶のカテキン抗菌効果により、カビの繁殖・増殖を抑えることが出来るそうです。

また、カテキンは消臭効果もあるので一石二鳥ですね。

 

茶殻以外でも、エタノールや除菌・抗菌洗剤を使用して拭くことにより、カビの原因である菌の発生を防止することが出来ると言われています。

 

二つめとしましては、畳を敷いてある部屋の換気をよくすることです。

和室のお部屋は来客用にしているご家庭も多く、他の部屋に比べると窓を開閉する機会が少なく、閉め切った部屋に湿気が溜まっている状態であることが多いのが、カビが発生する要因でもあると言えます。

畳の防カビ対策として、出来れば一日に一度は窓を開けて風を通すようにしてください。

 

三つめですが、昔からカビ対策として行われておりましたが、畳の下に新聞新を敷くということです。

一年に一度もしくは数年に一度、大掃除の際に、畳を上げて空気を入れた経験がありませんか?

そしてその際、昔の新聞を見つけ、つい読みふけってしまったという経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

新聞紙は湿度を吸収してくれる優れものなので、昔から湿度の高い日本では使用されてきましたが、現代においては、畳の下に敷く防湿シートや、防ダニ・防カビシートといったさらに優れた商品も出ております。

 

湿度が高くなる入梅前に、畳のカビ防止対策をしておきましょう。

カビはアレルギーといった影響もありますので、早めの対策をされることをおススメいたします。

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