お掃除で使える?身近で意外な便利アイテム14個
春爛漫の季節、絶好のお掃除日和でございますね!
さて、お掃除用の洗剤や道具というのは、なんだかんだ費用が嵩みますよね。
できれば費用を抑えつつ、お家の清潔を保ちたいものです。
そこでっ!今回は、お掃除で使える身近な物を紹介していきたいと思います。
今回は身近な物一覧の各アイテムにリンクが貼ってありますので「お酢」とか「卵の殻」とかをクリックしてもらったら
各アイテムのお掃除法の所にジャンプするように親切設計になっております。
目次
1. お掃除にも使える身近な物一覧
2. お掃除方法
3. まとめ
お掃除にも使える身近な物一覧
最近家事代行業者さんが「お酢を使って家の中の汚れを落す」
って言うのをテレビで紹介されていましたね。
身近にある物でお掃除に使えるものはお酢以外にも色々とあります。
皆さんが知っている物や、「へぇ~知らなかった」って言う物まで数多く取り揃えておりますので
参考にして、お料理をしたついでにサーっとお掃除をしておくと、いつも綺麗を保てますね。
お酢
塩
歯磨き粉
レモン・みかんの皮
じゃがいもの皮
大根
ほうれん草の茹で汁
卵の殻
コーヒー・お茶の出がらし
米のとぎ汁
焦げたパン
小麦粉・片栗粉
ビール
炭酸水
お掃除方法
【お酢】
テレビでよく紹介されているお酢
お酢には酸性の性質をもっているので、アルカリ性の汚れを中和させて落としやすくさせる事ができます。
なので、アルカリ性の汚れである水垢のお掃除にもってこいのアイテムなのです。
また、お酢にはアンモニア臭を中和する働きや、抗菌作用もあるそうです。
スプレーボトルに水とお酢を1:1の割合で混ぜ合わせ、お酢のスプレーを作ったら準備完了です。
あとは水垢に吹きかけてスポンジで擦ってお掃除をしましょう。
頑固な水垢の場合は、お酢に浸したキッチンペーパーを汚れの部分に貼り付け、その上からラップを被せて数分放置をすれば簡単に汚れを落とせるようになります。
※お酢を使ってお掃除をする場合は有毒ガスが発生するといけないので「塩素系の洗剤と一緒に使わないこと」を念頭に置いてお掃除をするようにしましょう。
【塩】
お料理には欠かせない調味料、塩……実はお掃除でも大活躍をします。
茶渋落としにコーヒーやワインのシミ落とし、カーペットのお掃除、排水溝のぬめり取りなど、色々なお掃除に使えます。
また、塩には消臭効果や殺菌作用もあるそうです。
茶渋は、湿らせた布やスポンジに塩をつけ、コップの茶渋の付いている部分を擦って、水ですすぐと、塩が研磨剤の代わりになってピカピカになります。
コーヒーやワインのシミは、シミの上全体に塩をかけて置くと、塩がコーヒーを吸収します。
シミが付いた直後でないと綺麗に取れない場合があります。
カーペットと排水溝は、塩をかけ、暫く放置した後に、カーペットなら掃除機をかけて、排水溝なら水で流せば完了です。
【歯磨き粉】
歯磨き粉には研磨剤と発泡剤が含まれているので、色々な所のお掃除に使えます。
研磨材は磨いて汚れを落して、発泡剤は泡で汚れを浮かす作用があるんですね。
鏡のうろこ状の汚れや、洗面台の垢の汚れ、ガスコンロのこびりつき汚れ、電子レンジの汚れなどを歯磨き粉を使って落とす事が出来ます。
鏡や蛇口についたのウロコ状の汚れは、鏡や蛇口に歯磨き粉を付けてスポンジやアクリルたわしで円を描くように擦ります。
この時に強く擦るとキズがついてしまうといけないので優しく擦ります。
その後、水でよく歯磨きっこを流して、乾拭きをして終了です。
ガスコンロのこびりついた汚れは歯磨き粉とアルミボールで擦ると落す事ができます。
歯磨き粉をガスコンロにつけてアルミホイルを丸めてアルミボールを作り、それで擦ります。
汚れを落したら濡れ布巾でよく歯磨き粉を拭き取って仕上げに乾拭きをして終了です。
一度で落せない汚れは何度も繰り返すと段々と綺麗になっていきます。
電子レンジの汚れもガスコンロと同じようにお掃除をすれば綺麗になります。
洗面台の汚れは歯磨き粉をつけてスポンジで擦ってよく歯磨き粉を流して仕上げに乾拭きをしておけばピカピカになります。
【レモン・みかんの皮】
「レモンやみかんの皮でお掃除」というのをなんとなく耳にした事がある。という方も多いのではないでしょうか。
柑橘類の皮に含まれる「リモネン」という成分が油汚れを落とす働きを持っているため、電子レンジやコンロなどの油汚れが付きやすい場所をお掃除する時に役立ちます。
電子レンジのお掃除の場合、レモンと水を耐熱容器に入れ、だいたい600Wで4分くらい温めたら、レンジの扉を開けずに5分から10分ほど放置します。
扉を開けずに庫内を蒸らす事によって庫内に蒸気を充満させて汚れを柔らかくして落としやすくするのです。
放置してからある程度時間が経ったら、布巾などで庫内を丁寧に拭いて終了です。
また、レモンやみかんの果汁はお酢と同様で酸性なので、アルカリ性の汚れである水垢のお掃除にも適しています。
オレンジやみかんなどの柑橘系の皮は油汚れにも効果がありますし、水垢などの汚れも落とせるので結構万能ですね。
【じゃがいもの皮】
じゃがいもには「サポニン」という天然の界面活性剤と呼ばれる、石鹸にもなる成分が含まれています。
また、じゃがいもの皮に含まれる「デンプン」が曇り止めの役割を担ってくれるので
鏡や透明なガラス製のコップなどをじゃがいもの皮で磨くと、曇りを防止してくれます。
シンクのお掃除をする場合、じゃがいもの皮の内側で、あらかじめぬるま湯で濡らしておいたシンクを磨きます。
磨き終えたら、ぬるま湯で洗い流し、布巾やキッチンペーパーで水気を拭き取ったら終了です。
お掃除をする時は必ずじゃがいもの皮の内側、白い部分を使ってお掃除をしましょう。
そうしないと鏡やシンクに傷が付いてしまいます。
じゃがいもの皮をむいたついでにシンクをじゃがいもの皮でグルーっと一周擦っておくだけでいつもシンクがピカピカで良いですね。
【大根】
大根に含まれる「ジアスターゼ」という成分に、デンプンやタンパク質を分解する効果があるため蛇口やシンクを磨くのに持ってこいの野菜です。
「ジアスターゼ」には他にも、洗浄・漂白効果もあるので、障子や窓ガラスの黄ばみ落としにも使えます。
【料理】栄養満点!美味しい大根料理レシピ
こちらの記事でもご紹介していますが、大根は体にも良くて色々なお料理にも使えてお掃除にも使えるっ!
「ジアスターゼ」ってスーパーな働きをしてくれますね。
シンクを磨く場合、大根の葉が生えている頭の方を使ってシンクを擦り
布巾やキッチンペーパーで拭き取ると、シンクの曇りが取れてピカピカになります。
障子の黄ばみを落とす場合は、大根おろしを作るときに出る汁を使います。
絞り汁を染み込ませた布巾やスポンジで黄ばんだ部分を撫でるように拭いたら完了です。
障子の黄ばみを落とす時に、強く擦ると障子が破けてしまうので、なるべく優しく扱うようにしましょう。
じゃがいも同様大根の葉っぱ部分を切り落としたついでにシンクをグルーっと擦っておけば良いですね。
【ほうれん草の茹で汁】
ほうれん草のアクに含まれる「シュウ酸」がシミ抜きに効果があるのです。
クリーニング店で使われるシミ抜き剤にも含まれる成分で、まな板の黒ずみを落とすのにも使えます。
カーペットにコーヒーなどをこぼしてシミができた場合、取っておいたほうれん草の茹で汁をシミの部分にかけ綺麗な布で叩くように吸い取ると、綺麗にシミが抜けます。
ほうれん草の茹で汁で落とせるシミは水溶性の、醤油やコーヒーなどのシミなので、口紅などの油溶性のシミは落とせないので注意してください。
塩素系の洗剤でまな板の黒ずみを落さなくてもほうれん草を茹でたついでに、ゆで汁を捨てずにゆで汁にまな板を浸けておけば二段活用が出来て良いですね。
【卵の殻】
卵を割ったらゴミ箱へ直行する卵の殻。
実は殻に含まれる「カルシウム」には研磨作用があるので、鉄製のフライパンやシンク、ミキサーなどを磨くのに使えるんです。
フライパンのお掃除の場合、卵の殻に少量の食器用洗剤をつけて、殻をタワシの代わりにして磨き、水で流して殻を捨てれば終了です。
ミキサーのお掃除の場合、ミキサーに細かく砕いた卵の殻と水、少量の食器用洗剤を入れ、1分ほど攪拌します。
卵の殻を取り出して軽くすすいだ後、ミキサーに水を入れて再度1分ほど攪拌したらピカピカのミキサーの誕生です。
コーティングやテフロン加工の施されたもの、プラスチック製のものはお掃除の際に傷が付く恐れがあるので注意しておきましょう。
【コーヒー・お茶の出がらし】
最近は粉末のものやインスタントのもを飲んでいる方の方が多いと思われるコーヒーやお茶。
茶葉から出したお茶や、豆を挽いて抽出したコーヒーを飲んでいるという方は、お茶の出がらしやコーヒーかすがお掃除に役立ちます。
捨てずに取っておいて損はありません。
お茶の出がらしは、消臭や抗菌の作用があるので、雑巾などに濡れた茶殻を挟み、床を
拭いたり、古くなった茶葉を出汁パックに入れて、靴の中や下駄箱の中に入れて消臭をしたりと、色々な使い道があります。
コーヒーかすは、消臭効果がり、湿ったままのコーヒーかすを小皿に乗せて、こぼれないように軽くキッチンペーパーなどの通気性のよいものを上からかぶせて冷蔵庫や下駄箱に入れておくと消臭ができます。
コーヒーのかすを消臭に使うとコーヒーのいい香りがして良いですね。
また、乾燥させたコーヒーかすを雑巾などに包んで、フローリングの床を磨くとツヤ出しができます。
コーヒーかすを、新聞紙の上に置いて日当たりのいい場所で乾燥させるのが面倒という方は、電子レンジでチンをするという裏ワザを試してみてください。
【米のとぎ汁】
お米のとぎ汁もお掃除に使えます。
お米のとぎ汁に含まれている油分が、油を分解して浮かせる効果があるので、油汚れのお掃除をする時に役立ちます。
食器をとぎ汁に10分ほど浸け込んで、よくすすぐだけで汚れを落としてくれます。
洗剤も節約できて一石二鳥です。
コンロなどの油汚れが凄まじい箇所には、とぎ汁を含ませた布巾やスポンジを使って、汚れている部分を拭きます。
時間が経って汚れが冷え固まる前に、火傷に注意しながら拭いてしまいましょう。
とぎ汁は長期保存に向いていないので、使用する際はとぎ汁を出したその日のうちに使ってしまうのがいいでしょう。
【焦げたパン】
朝はパン派の方で、パンを焼きすぎて焦がしたことがある方もいるのではないでしょうか。
焦げたパンなんて食べられたものではないので、勿体ないけれど捨ててしまいますよね。
しかし、焦げたパンには消臭効果があるので、どうせなら使ってしまいましょう。
…と言っても、トイレや台所に黒コゲのパンを置いておくのもアレなので、冷蔵庫の脱臭をするといいですね。
お皿に乗せて冷蔵庫に収納します。できれば真っ黒に焦がしてしまうと良いでしょう。
そうすることで冷蔵庫の気になる臭いを緩和させることができます。
焦がしていてもパンなので、長い間冷蔵庫に置いておくとカビの原因ともなります。
パンを置いて1~2日くらい経ったら回収して捨てましょう。
【小麦粉・片栗粉】
まだそこそこ残っているのに期限切れで捨てざるを得ない小麦粉や片栗粉があった場合は、お掃除に使ってしまいましょう。
小麦粉は油を吸着する働きがあるので、油汚れのお掃除をするのに使えます。
そして片栗粉は黒カビのお掃除に使えます。
小麦粉を使ってコンロの油を取る場合、コンロ周りの油汚れの目立つ箇所に小麦粉をふりかけ、30分ほど放置したら、油を吸った小麦粉を布巾や雑巾で擦り落とすだけです。
一回で落ち切らなかった場合は何度か繰り返してみてください。
片栗粉を使ってお風呂の黒カビを取る場合、片栗粉と塩素系漂白剤を1:1の割合で混ぜ合わせてペースト状にします。
それを黒カビ汚れの気になる箇所に塗りつけ、5分ほど放置します。そうしたら、水でよく洗い流せば終了です。
【ビール】
ビールの飲み残しでもお掃除ができます。
ビールに含まれる「アルコール」と「ビタミンE」が油汚れを分解する働きをするので、キッチンでのお掃除に使えます。
コンロ周りのお掃除をする場合には、布巾や雑巾にビールを含ませて、汚れが気になる部分を拭いていき、水拭きをすれば終了です。
汚れが頑固な場合、キッチンペーパーにビールをたっぷり染み込ませて、汚れの目立つ箇所に被せ、10分ほど放置したら、外したキッチンペーパーで汚れを拭き取り、水拭きをすれば終了です。
ビールに含まれるアルコールは引火性ですので、ビールでコンロ周りのお掃除をした後は必ず水拭きをしてアルコールを取り除きましょう。
画像は、皆さんがビールが飲みたくなるように冷え冷えの生中を載せておきました。
【炭酸水】
炭酸水に含まれる二酸化炭素が、弱酸性である為、アルカリ性の汚れに使えます。
気の抜けた炭酸水でも弱酸性なので、余っている炭酸水があったら捨ててしまわず、お掃除に使ってみましょう。
また、炭酸の泡が汚れを浮かせて、ただの水よりも汚れを落としやすくします。
炭酸水を使って窓のお掃除をする場合、炭酸水をスプレーボトルに入れ替えて窓に吹きかけて、雑巾でサッと拭くだけで終了です。
炭酸水はすぐに乾く性質なので拭き跡も残らずピカピカになります。
炭酸水を使ってお掃除をする場合は、無糖の炭酸水を使うようにしましょう。
砂糖が入っているものを使うと、ネトネトベタベタになってしまいます。
まとめ
家の中を見てみて、お掃除に使えそうな物は結構ありますね。
意外な物でも案外使えたりするものですね。
道具が揃っていたら試しにお掃除をしてみてはどうでしょうか。
忙しくてそんなことやっている暇がないという方は、ぜひ家事代行サービスにご依頼ください。
お掃除も、お料理もお手伝いさせていただきます。
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